夫の病状の変化から目が離せなくなると、私自身も精神的にも身体的にも辛くなり看護師さんに助けを求めてしまいました。「辛い時は無理せず口に出して私たちに言って下さい」と私の心にも寄り添ってもらい、ピーンと張っていた糸がゆるんでいくような感じになりずいぶんと楽になりました。

何をどう食べさせていいのか。オムツの交換等、わからないことだらけでした。わからないことや困ったことは主治医やオハナの皆さんに聞きまくっていました。

服薬については間違えられないのでオハナに電話して相談すれば、何時であろうと、すぐに対応してくれたので助かりました。

少しの時間でしたが恵まれた気がしました。母の容態が不安になり、夜中の3時に連絡をしていいものか戸惑っていましたが、すぐに連絡くださりました。こんな夜中でも待機してくれていたことに驚くと同時に、安心しました。

癌がわかってから緩和ケアの知識や本人がどうなっていくのかを毎日相談にのってくれて、昼夜問わず訪問してくれて、往診の先生と密に連携を取ってくれて感謝しかありません。

色んなことを気にかけてくれたり、患者だけではなく周りの家族のケアもしてくれたり、アドバイスなど在宅療養での母との向き合い方や色んなことを教えていただきました。オハナさんがいてくれたからこそ在宅療養ができたと思います。

実に細やかで心のこもったお優しい手当て、処理、声掛けをしてくださり、家族としても安心してお任せすることができました。父の心に寄り添ってくださり、父も安心を感じたのではないかと思います。愛情をたくさん父に注いでくださりありがとうございました。