長女の私としては、父の望み通りにやり切ったと思っています。一緒にいて父の知らない事を知れたり、父が伝えたい事などたくさんお話しできて、悔いが残ることは今の所ないですし、良い経験と言って良いかわかりませんが、体験させてもらいました。
訪問看護・在宅ホスピスケアについて
本人は病院でひとり孤独に逝くのはイヤだな…と言っていたので、自宅で家族と常に一緒
にいられて、幸せだと言っていました。
余命数ヶ月と言われ、「病院での生活より面倒や迷惑かけるけど、この家にもう少し居させて欲しい」という夫の思いを聞き、迷うことなく訪問診療・訪問看護を受け、夫の希望通りに我が家の自分のベッドで最期を迎えることができました。後悔もありますが、まずは夫の希望をかなえられたことが何よりです。

子供たち、そして孫の成長を楽しみながら “お父さん!“ “母さん!“の2人の時間を大事にできたと感じています。
退院後は叶いませんでしたが自宅で好きなものを食したり家族の気配を感じながら穏やかに過ごすことが一番の安らぎだったと思います。
病気になってからも、酒・タバコはやめたくないとの本人の希望があったので、自宅療養できて良かったと思う。
1ヶ月に何度も看護に来ていただけると思っていませんでした。回数が増えると(医療行為というより様子を見に来ていただいてお手伝いいただく)訪問介護を利用するように言われると思っていました。こんなに何度も来ていただけるのなら、自宅療養について躊躇することはなかった。
