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🏠一緒にお祝いできて光栄です…🌼2024.10.26

    誰しも平等にやってくるお誕生日ですが、日本で誕生日を祝う習慣が普及したきっかけは、主に昭和24年(1949年)に「年齢のとなえ方改正」が制定されたことでした。

    それまでは数え年が慣例で、生まれた年を1歳とし、元旦に全員がまず誕生日を迎える習慣がありました。個人の誕生日を祝う習慣はほとんどありませんでした。

    どうして数え年で考える文化があったのでしょうか。諸説ありますが、日本古来の信仰として、生まれた時点ですでに魂を持っているので誕生時を1歳とし、お正月に神様から新しい年の魂を授かるという信念がありました。他には太陰太陽暦に対応しやすかった、個人の誕生日のデーター管理は易しいことではなかったので、全員が正月に一番最初の時代を一番大事に管理しやすかったと考えられます。時々お年寄りのお話を聞くと、豪雪の中で出生届を役場に出せないこともあって、生まれた日じゃなくて都合の良い日が出生日で届けたんだとおっしゃっている方がいましたねー。その他、社会的には徴税や徴兵などの制度に関しても、年齢で区切りをつけるのが管理しやすかったこともあったようです。終戦後、否応もなく嵐が吹きまくり、グローバル基準となったのですね…。深い💦

    そんな時代を知っているお二人ですね。去年は入院中でリアタイでのお祝いができなかったKさん。本当に心配した状態から、丁寧にお世話されている息子さんと二人三脚、五人六脚かな?医療者が驚くほどの回復になによりです。

    もうお一人はTさん。貴重となりました大正生まれ。つい最近までおトイレもひとりで行っておられ気丈な方。やはり歳には勝てませんね、会話も難しくなった入院加療の姿を見かねて、娘さん介護のイロハからのスタートでした。退院&お誕生日祝いとなりましたが、「おいしい」と頬を緩ませるご様子に私たちもほっこりを頂きました❗️

    こんなに在宅にどっぷりと浸かってしまっている私たちですが、利用者さんが教えてくださる奇跡のような力と幸せな時を日々感じます。この頂いたしあわせは、やはりおすそ分けしたいなぁとそこに行き着くのです。

    ネット上の大海原の中の塵のような記事ですが、誰かにほっこり届くといいなぁと願っています。

    #訪問看護 #オハナな日々 #10月お誕生日 #一緒にお祝い #幸せお裾分け